肉声 (1976)

Human Voice

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セカンド・アルバム。今では歌われることはなくなってしまったが、冒頭曲「おじっちゃ」は友川かずきを知ろうと思ったらどうしても聴いておかねばならない貴重な曲。裏ジャケットに写真も掲載されている「おじっちゃ」こと児玉利道氏は友川かずきの母方の祖父であり、育ての親でもある。友川かずきはこの歌について、児玉氏が亡くなったとき「もうどうしようもなくて作った歌」と1993年のインタビューで語っている。また、歌わなくなったことについては、「歌い殺した感じ」とも語っているが、吉沢元治とのインプロビゼーション(ライブ)では確かに「おじっちゃ」と叫んでいた。恐らく本人は意識していなかったと思われるが、それが「ヤマウタ」へと発展していった点が興味深い。 このアルバムで感動的なのは「似合った青春」「歩道橋」と続く辺り。この辺は、若かった当時だからこそ作り得た名曲という感じがする。ちなみに、「似合った青春」は近年のステージでも歌われているが、現在(1998年)のバージョンにはサビがない。「歩道橋」には演劇的なカタルシスがある。「自動車~弟、友春君への詩」の朗読へと展開していくこの曲は、弟が留置場に入れられていたときに作ったものだという。

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01.  おじっちゃ

02.  冬は莫迦くべなあ

03.  あめらんくゆらん

04.  だがづぐ

05.  似合った青春

06.  春だなあ~節

07.  電話

08.  冷蔵庫

09.  木端微塵

10.  トドを殺すな

11.  ハーモニカ

12.  ちいさな詩

13.  石


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