友川カズキ TOMOKAWA KAZUKI

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書籍


英訳版『友川カズキ独白録』(Try Saying You’re Alive!: Kazuki Tomokawa in His Own Words)刊行のお知らせ

2021.11.23
 

このたび、自伝的エッセイ『友川カズキ独白録 生きてるって言ってみろ』(白水社/2015年発行)の英訳本が刊行される運びとなりました。

 

Try Saying You’re Alive!


Try Saying You’re Alive!: Kazuki Tomokawa in His Own Words

by Kazuki Tomokawa (Author), Daniel Joseph (Translator), Damon Krukowski (Introduction)
Blank Forms Editions

 

版元のBlank Formsは2017年のNY公演の主催者でもある、NYのレーベル/イベントオーガナイザー。
翻訳を手がけたのはDaniel Joseph氏で、熱烈な友川ファンとしても知られるDamon and NaomiのDamon Krukowski氏(ex.Galaxie 500)が序文を執筆しています。
ハードカバー($40)とペーパーバック版($20)の2種がリリースされ、同レーベルの公式サイトおよびAmazon、各レコードショップなどで販売されています。

 

Blank Forms【内容紹介および購入】
https://blankforms.org/publication/kazuki-tomokawa-try-saying-youre-alive-kazuki-tomokawa-in-his-own-words/

 

Amazon【商品ページ】
https://www.amazon.co.jp/Try-Saying-You%E2%80%99re-Alive-Tomokawa/dp/195369103X/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=kazuki+tomokawa&qid=1637560504&sr=8-1

 

なお、2022年春には、Blank Formsから初期アルバム三部作<『やっと一枚目』 (1975)、『肉声』 (1976)、『千羽鶴を口に咬えた日々』 (1977)>がLPでリイシューされます。また、上記3作をまとめたCD3枚組ボックス『Kazuki Tomokawa 1975–1977 – 3xCD Box Set』も同時にリリース。いずれも2022年5月下旬より各レコードショップ店頭に並んでいます。

 

【各作品/内容紹介および予約】 
ジャケ写1
Finally, His First Album(やっと一枚目)
https://blankforms.org/publication/kazuki-tomokawa-finally-his-first-album-lp/

 

 

ジャケ写2
Straight from the Throat(肉声)
https://blankforms.org/publication/kazuki-tomokawa-straight-from-the-throat-lp/

 

 

ジャケ写3
A String of Paper Cranes Clenched between My Teeth(千羽鶴を口に咬えた日々)
https://blankforms.org/publication/kazuki-tomokawa-a-string-of-paper-cranes-clenched-between-my-teeth-lp/

 

 

 

ジャケ写4
Kazuki Tomokawa 1975–1977 – 3xCD Box Set
https://blankforms.org/publication/kazuki-tomokawa-kazuki-tomokawa-1975-1977/

 

 

作品内容、内容に関するお問い合わせ等につきましては、版元/レーベルであるBlank Formsの公式サイトをご参照ください。
https://blankforms.org/

 

(参考サイト)

【ディスクユニオン】

https://diskunion.net/portal/ct/list/0/19991

【タワーレコード】

https://tower.jp/artist/280769/%E5%8F%8B%E5%B7%9D%E3%82%AB%E3%82%BA%E3%82%AD

【meditations】

https://meditations.jp/a/search?type=product&q=%E5%8F%8B%E5%B7%9D

 

 

【寄稿】『Neverland Diner 二度と行けないあの店で』(ケンエレブックス)

2021.01.27
 

都築響一さん編集の単行本『Neverland Diner 二度と行けないあの店で』(ケンエレブックス)に、友川カズキの随筆「イクツニナッテモアソビタイ、と台湾料理屋のママは云った」が収載されました。ベスト盤『先行一車』にも収録された曲「いくつになっても遊びたい」の誕生秘話ともいえる内容が綴られています。ご一読ください。

 

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『Neverland Diner 二度と行けないあの店で』
編者:都築響一
(ケンエレブックス/2021年1月22日刊行)
体裁:四六判変形/並製/カバー装
頁数:640頁(カラー写真頁含)
定価:3,300円+税
ISBN 978-4-910315-02-7

 

【書籍紹介】
僕をつくったあの店は、もうない――。
子供の頃、親に連れられて行ったレストラン、デートで行った喫茶店、仲間と入り浸った居酒屋……。誰にも必ず一つはある思い出の飲食店と、舌に残る味の記憶。
「どこにあるかわかんねー」とか「もうなくなっちゃったよ」とか「事情があっていけない」、あるいは「くっそまずくてもう行かねえ!」とか、そういう誰かの記憶に残るお店の数々を、人気芸人からアイドル、作家、ミュージシャン、映画監督、芸術家、マンガ家、イラストレーター、クレイジージャーニー、クリエイター、編集者に女王様まで、各界の著名人総勢100人が100通りの文体で綴る悲喜こもごもの人生劇場。
もう行けない店、味わえない味、酔っぱらえないカウンター。100人の記憶と100軒の「二度と行けないあの店」について、640頁の大ボリュームと都築響一による写真でお届けする追憶のグルメガイド――。

 

著者:総勢100名(掲載順)
都築響一 矢野優 平松洋子 パリッコ いしいしんじ 俵万智 向井康介 玉袋筋太郎 水道橋博士 江森丈晃 土岐麻子 安田謙一 林雄司 古澤健 滝口悠生 遠山リツコ 髙城晶平 内田真美 イーピャオ/小山ゆうじろう 吉井忍 コナリミサト 永島農 谷口菜津子 石井僚一 佐藤健寿 和知徹 九龍ジョー 篠崎真紀 ツレヅレハナコ Mistress Whip and Cane 佐久間裕美子 吉岡里奈 松永良平 劔樹人 堀江ガンツ 見汐麻衣 小宮山雄飛 朝吹真理子 吉村智樹 日下慶太 スズキナオ 益子寺かおり 中尊寺まい 小谷実由 川田洋平 安田理央 上田愛 酒本麻衣 呉ジンカン 小石原はるか 兵庫慎司 Yoshi Yubai ヴィヴィアン佐藤 とみさわ昭仁 伊藤宏子 理姫 大井由紀子 古賀及子 いぬんこ 飯田光平 逢根あまみ 椋橋彩香 菊地智子 マキエマキ 村上巨樹 村上賢司 桑原圭 直川隆久 梶井照陰 高橋洋二 Oka-Chang ディスク百合おん 豊田道倫 茅野裕城子 池田宏 金谷仁美 徳谷柿次郎 島田真人 小林勇貴 スケラッコ 平民金子 本人 鵜飼正樹 石原もも子 たけしげみゆき VIDEOTAPEMUSIC 友川カズキ クーロン黒沢 柳下毅一郎 幣旗愛子 安田峰俊 平野紗季子 村田沙耶香 高野秀行 くどうれいん 田尻彩子 比嘉健二 バリー・ユアグロー 大竹伸朗

 

 
https://books.kenelephant.co.jp/collections/new/products/9784910315027

季刊文芸・言論誌「kototoi」第二号に友川カズキの詩が掲載されました

2012.06.19
 

第2号 2012年春号(発売中)

初版500部和綴じ製本
A5判126P 一段組(一部三段組)
アイヌ民族写真、著者顔写真掲載(モノクロ)
定価2250円

宇井眞紀子「アイヌ民族に寄り添って」
/ 五味太郎「往復書簡1」
/ 
友川カズキ 詩「犬は紫色にかみ砕かれて」/ 蜂飼耳 詩「鳴るものへ傾く」/吉本隆明インタビュー「固有値としての自分のために2」/ 菊谷倫彦 小説「転生魚」/ 
金森修 評論「自律的市民の<叛乱>のために」/ 勝俣誠エッセイ「東アフリカからーコトバの獲得に向けて2」/ 中野佳裕 評論「脱成長の美学に関する覚書1」/高坂勝エッセイ「うつらうつらテツガクする-第二回尻に着くより、自ら立とう」

http://www.ne.jp/asahi/kikuya/bunko/

『ライブ・アット 騒 (GAYA)』 阿部薫、鈴木いづみ、フリージャズメンとの日々

2011.12.15
 

阿部薫について、かつて友川カズキが書いた文章が掲載されています。

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『騒』でのナマ録の阿部薫のテープを、

朝から何時間も聴いていたことがある。

ハシゴの最上段から飛んで千切れた才能の音のカケラが、

今でも私の裡に浅からず刺さっている。― 友川カズキ(帯文より)

『ライブ・アット 騒 (GAYA)』
阿部薫、鈴木いづみ、フリージャズメンとの日々
著者:騒 (がや) 恵美子 発行:DU BOOKS (ディスクユニオン)
定価:1,500円+税 版型:四六判上製 336ページ
刊行:2011年12月7日
伝説のサックス奏者・阿部薫がその晩年に根城とし、ポルノ女優で作家の鈴木いづみも
足繁く出入りをした東京・初台のライヴハウス“騒 (GAYA)”。そのオーナー騒 (がや) 恵美
子が、店に集まる演奏家や常連たちのエピソードを交えながら、約30年前にあった日本
フリージャズ界の動乱を生々しくふり返る。これまで検証されずにきたジャズ界の側面に
鋭くスポットを当てた貴重な証言集であり、ほの暗かった過日を琥珀のように美しく輝か
せた魅力的独白集ともなっている。ただしこの本の完成を前に、著者自身、癌のために阿
部薫が待つ世界へと旅立っていた。生前時の計画的遺稿集。
http://diskunion.net/book/ct/detail/JZ111031-57
騒 恵美子(がや えみこ)●東京・初台にあったライブハウス“騒 (GAYA)”のオーナー。
1943年2月27日、東京都中野生まれ。20代後半に長野県伊那で近藤等則、梅津和時、土
取利行らの衝撃的な音と出会いフリージャズに開眼、自分が聴きたい一心でライヴハウス
を開店する。77~84年の7年間、様々な音楽性の演奏家を出演させ、聴く側をフリーに
してくれるジャンルではない「フリー」を求め続けた。2011年10月20日、癌のため地元
・静岡の順天堂病院にて逝去。初の著書『ライブ・アット 騒 (GAYA)』は死後、四十九
日目の発売となった。

『友川カズキ歌詞集 1974-2010 ユメは日々元気に死んでゆく』遂に刊行!

2010.12.07
 
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『友川カズキ歌詞集』遂に刊行!
『友川カズキ歌詞集 1974-2010 ユメは日々元気に死んでゆく』(特典DVD付)ミリオン出版
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60年。消尽し得ぬ叫びの残響。
伝説の「生きてるって言ってみろ」から、ちあきなおみに提供した「夜へ急ぐ人まで」まで。怒涛の怨歌「死にぞこないの唄」から、最新作「先行一車」まで。幻の名曲「セメント」の他、2010年の新作も完全収録。破れギターを手にした現代の遊行詩人、その魂の遍歴と現在地がここに──。
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「心地よいものだけに囲まれて心地よく生きたいだけなら勧めない。苦しみと美しさと優しさの極限を知りたいなら、絶対に聴かないわけにはゆかない」(森達也)
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Contents
【歌詞1974-2010】生きてるって言ってみろ/青春/死にぞこないの唄/おじっちゃ/夜へ急ぐ人/木々は春/無残の美/夢のラップもういっちょう/青い水 赤い水/先行一車……その他、自筆歌詞ノートも掲載!
【撮りおろし写真】「ある歌手、或いはギャンブラー」
【新作絵画・秘蔵写真】
【ディスコグラフィー・年譜】
【対談】友川カズキ×西村賢太「人災的邂逅」
【特典DVD】(全120分)「大事な小さい紙」2006年欧州ツアー秘録/「出鱈目な夜」2010年ライブ映像/独占インタビュー「川崎にて」
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咆哮し続ける無頼歌手、その無二の唄の軌跡──2010年12月15日発売